世界はキレイカキタナイカ

第3回目のこだわりの《表情》は、

僕自身が描いた漫画『世界は キレイカキタナイカ』の扉絵の《表情》です。

内容をざっくり説明すると、

心の声が聞こえ、この世界は嘘まみれだ。

と忌み嫌う主人公 聞請 真(キコエ マコト) 11歳 が

ある女の子と出会い、世界の見え方が変わる。というお話です。

パースもデッサンもだいぶ狂ってますが、頑張って描いたお気に入りの扉絵です。

この絵のこだわりの《表情》は、

それぞれのキャラの表情が生む空気感です。

みんなが楽しく談笑している休み時間を、

キャラのさまざまな《表情》が表現しています。

画面中央主人公の優しい目、左でよく笑う子、主人公の隣で笑いながら話を聞く子、

手前で笑う子とそれに呆れるように笑う子。

キャラの性格が見えることで、絵の中にストーリーが生まれるんです!

そこまで表現する画力はまだありませんが笑

でも読みとっていただけたら嬉しいです!


次は演出のこだわりです。

実はこの扉絵は物語の結末の後を描いた絵なんです!

扉絵は2ページ目で、

1ページ目には今の主人公に見えている世界を暗く、重く描き、

この扉絵で主人公から見えている世界を明るく、楽しく描くことで、

画面に差をつけ、つい流し見してしまう扉絵に意味を持たせています!

そして、主人公の隣の席が開いているのにも意味があったりします。


このように伝わりづらく、何なら伝わらないことがほとんどのようなことでも、

細部へのこだわりが、

キャラの人間味だったり、絵の雰囲気、深みを出してくれるのだと思います。

まだまだ未熟だけど、こういうこだわりは大切にしていきたいですね。


もしこの漫画読みたいと思ったら言ってください笑

あんぼあつし

生きてるものの表情を描くのが好きです。その魅力を伝えていきたいです★

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